学校のテストや国家試験をはじめ、企業の職場でのアンケートなど、あらゆる場面で活用されているマークシートですが、いったいどのような場所、現場で使用されているのかご存知でしょうか。
このページでは、これからマークシートを導入される方や「うちにはマークシートは導入できるかな?」などと導入を悩まれている方に対し、現在どのような所でマークシートが導入されているかまとめました。
マークシートを活用したいと検討されている方は是非、参考にしてください。
目次
マークシートが導入されている代表例
大学入試センター試験
日本の大学の共通入学試験である大学入試センター試験です。
大学入試センター試験は、全教科、全科目でマークシートが採用されており、記述式の設問はありません。
※2021年1月より大学入試センター試験にかわり、大学入学共通テストが実施される予定となっています。
運転免許の学科試験
普通自動車免許や自動二輪免許など、日本国内で運転免許を取得するために必要な学科試験です。
運転免許は、国家公安委員会・警察庁交通局の管理監督を受ける国家資格となっていますが、そんな試験でもマークシートが採用されています。
各種国家試験
運転免許も国家資格ですが、衛生管理者や社会保険労務士、通関士など、様々な国家試験でマークシート形式の試験が実施されています。
上記の国家試験は、マークシート形式の試験のみで合否が出る国家試験ですが、実技があり、学科試験のみはマークシート形式という国家試験もたくさんあります。
民間団体の資格試験
マルチメディア検定や家電製品アドバイザー、ビジネスキャリア検定、TOEIC、TOEFLなど、皆さんが知っている資格からマイナーな資格まで、たくさんの試験でマークシート形式の試験が採用されています。
国家試験と同じように実技とマークシートでの学科試験、筆記試験とマークシート試験の組み合わせなどと、色々な組み合わせで採用されている試験もあります。
公営競技の投票券
競馬や競輪、競艇、オートレースなど、公営競技の投票券の購入にもマークシートが使用されています。
投票券の場合は、マークシートに記入して券売機に通し、読み取られた数字や組み合わせがその場で発券されます。
数字選択式の宝くじ
ロトやナンバーズ、TOTOなど、数字を選択して購入する宝くじでも購入にマークシートが使用されています。
入社試験の適性検査
SPIやクレペリンなど、現地受験やテストセンターにて受験する場合の適性検査は、マークシート形式が採用されていることがほとんどです。
入社試験でも新卒採用向けから中途採用むけなど様々な適性検査でマークシートが用いられています。
こんな所でも採用されているマークシート
入学試験
私立の小中学校や高等学校、大学など、あらゆる学校の入学試験でマークシートは用いられています。
定期テスト
少数派ではありますが、中学校や高校など学校の定期テストでマークシート形式の設問が採用されているケースがあります。
模擬試験
進学塾が開催する模擬試験など、マークシート形式の本番に向けた模擬試験で用いられるケースがあります。
この場合、採点のし易さというより、マークシート形式に慣れるために使用されることもあります。
小テスト
学校などで行われる小テストです。小テストもマークシート形式にすることで、毎回の採点や集計結果の統計を取りやすくなるため、採用されているケースがあります。
社員向けアンケート
会社や各種団体での社内向けアンケートです。アンケートをマークシート化することで集計やその後の分析が容易になるため、採用されているケースがあります。
顧客向けのアンケート
満足度調査やサービス向上のための顧客調査など、アンケートをマークシート形式にする企業があります。
マークシート形式にすることで、集計や傾向の分析、今後の改善点の発見などがわかりやすくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マークシートは様々な場所で採用されています。
採点や集計などが簡単に出来るため、業務効率を向上させることが可能です。そのようなお困りごとがある方は一度マークシート化を検討してみてはいかがでしょうか。