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マークシートはメリットなの?導入前に知るべきポイントを解説

マークシートの導入を検討している方の中には、

悩める人

果たして本当に意味があるのか?

失敗やデメリットってないの?

どれぐらい変わるの?

といったお声は非常に多いです。
そういったお悩みが解消するように、わかりやすく解説していきます。

ライター

はじめに
この記事を読んで頂き有難うございます。
私は業務に追われる中、学校教育に日々全力を注いで働いておられる教職員の方々にむけて、皆さまが抱える“課題解決”のお役に立ててればと思いこれまでの経験を活かし、この記事を書いています。当社の取組についてはこちら>
弊社が扱うOMRは約半世紀以上にわたり、全国入試や資格試験などを支えてきました。
その経験や知識をもとに、“採点のプロ“が感じた意見や見解をこちらの記事ではご紹介しています。
>OMRについてはこちら

この記事を読んでいただければ、
マークシート方式の導入検討中の方には、

マークシートの特徴を理解し、
良い点・悪い点をしっかり整理できる

そんな記事になっています。

マークシートの特徴は?

マークシートと言われて思いつく特徴は、

  • 選択方式(1~5、ア~オなど)
  • えんぴつで塗りつぶす
  • 折れにくい丈夫な紙
  • 用紙代が高い
  • 重要な試験で用いられることが多い

などがあげられます。

どれもマークシートのイメージとして定着しているものですが、
それぞれ理由があり、多くの学校がマークシートを利用する目的は様々です。

マークシートを使うメリットは”コレ!”

  • 集計作業が簡単
  • 集計結果の分析が容易
  • 採点・集計のミスがなくなる
  • 公平な採点・集計が可能

1、集計作業が簡単

試験やアンケートなど、
記述式回答の場合は、誰かが採点作業をしたのちに集計をしなくてはなりません。

マークシートを導入するとその作業が省かれて簡単にできるようになります。

採点・集計の手間を削減

時間の効率化とともに採点・集計者の負担が軽減できることもメリットの1つです。

2、集計結果の分析が容易

マークシートは、
集計結果がデータベース化できることがメリットの1つです。
そのため、テストや試験結果を分析して、その結果を生徒や回答者へデータをもとにしたフィードバックすることに時間をさけるようになります。

手間を省いて有効活用

アンケートの場合も、データベースをもとにした深い熟考ができるようになり、アンケートの活用が進みやすくなります。

3、採点・集計のミスがなくなる

人為的な採点作業や集計作業には、少なからずミスが起きてしまいます。
マークシートはきちんとマークさえしていれば、ミスが起こることはほとんどありません。

マークシートはヒューマンエラーが起きにくい

人為的な採点作業・集計作業に不可欠であったダブルチェックが不要となります。

4、公平な採点・集計が可能

試験やテストなどで記述式の場合、採点者による主観が少なからず採点に影響を与えてしまいます。
マークシートの場合は、主観が入らず、正解か否かをはっきりと採点することができます。
また、アンケートにより統計をとる時も記述式ではなくはっきりとした回答を設けることができるため、ぼんやりとした集計結果ではなく、数値的な統計結果を導くことができます。

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マークシート導入のデメリット

マークシート方式にはメリットだけではなく、
デメリットも存在します。

例えば、

  • 費用がかかる
  • 問題を作成する工夫が必要
  • 導入後の変更がしにくい

などの、導入ハードルを上げる要因がいくつかあります。

1、費用がかかる

マークシート方式を導入する為に準備するもの。

高額なマークシート読取機
  • マークシートの購入
  • マークシート読取機(OMRマークシート読取リーダー、スキャナなど)
  • 採点・集計ソフト

中でもマークシート読取機は高額になり、
OMR(光学式マーク読取装置)は、正確さやスピードを追求した優秀な機器です。
絶対にミスが許されない入試や資格試験などでは必ずOMRを用いて採点を行います。

スキャナや複合機でもマークシートの読取は可能ですが、採点ソフトにマーク読取機能が備わっていることが前提で、OMRに比べてスピードと精度は劣ってしまいます。

OMRと複合機の違いについて、もっと詳しく知りたい方はこちら
>マークシート採点の仕組み。OMRと複合機・スキャナ

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2、問題を作成する工夫が必要

今まで記述式で解答させていた問題を、選択形式に作り変えが必要です。

ですが現在ほとんどの大学・高校の入試問題がマークシート方式です。
早いうちから選択形式の問題に慣れてもらうことで、受験の不安を解消する対策にもなります。

3、導入後の変更がしにくい

紙・読取機・ソフトがそれぞれ異なるメーカーのものだと、どれかを新しいものに変えたい場合、
他のものが引き続き利用できるかを確認する必要があります。

使用環境にあわせた、適切なシステムを選定しましょう。

生徒にとって、マークシートのメリット

マークシートの導入には、
様々な利点があることがご理解いただけたと思います。

一方、生徒にとってマークシートはどんなメリットがあるんでしょうか。

  • 公平な採点をしてもらえる
  • 白紙の回答がなくなる

1、公平な採点をしてもらえる

記述式の採点では、採点者の主観によってとらえ方が異なる為、若干の差が出ます。

記述形式は採点者による差が出やすい

マークシート方式の採点はマーク有無のシンプルな採点をコンピューターが行うため、採点者による差が発生しません。

その為、生徒にとっては公平な採点だと言えます。

2、白紙の回答がなくなる

マークシートでの回答は、答えが用意されているケースがほとんどであるため、回答欄を白紙で試験・テストを終えるということをしなくても良くなります。
回答がわからない場合も近しい何かの回答ができます。

生徒にとってのデメリットは?

  • テクニックが必要となる
  • 回答欄を間違えると大変
  • 筆記用具の選定が必要になる

1、テクニックが必要となる

マークの仕方や消しゴムでの消し方など、きちんとしなければ上手く読み取り機が読み取ってくれない可能性があります。
そのため、試験やテストでマークシート方式を初めて受ける場合は、ぶっつけ本番で臨むのではなく、練習をしたうえで臨むことが良いでしょう。

2、回答欄を間違えると大変

記述式の試験やテスト、アンケートなどは、設問と回答が同じ用紙であることがほとんどです。
マークシート形式の場合、設問用紙と回答用紙が別であることがほとんどです。
良く確認をしながら回答をしないと、あとから回答場所を全て変えなければいけない事態になりかねません。

3、筆記用具の選定が必要になる

記述式の試験やテストの場合、いつも使用している慣れた筆記用具を使用すればよいのですが、マークシート方式の場合は違います。
マークシートでは、推奨されている濃さの鉛筆を使用し、よりキレイに消える消しゴムを使用することが回答効率をあげる要素となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

採用する側にも回答する側にはメリットやデメリットがあります。

マークシート導入の際は、

それらのメリット、デメリットをしっかりおさえて導入を検討しましょう。

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